2度目のグランプリ制覇で締め括った昨年は抜群の安定感。年間獲得賞金額の記録を大きく塗り替えた。更に磨きがかかった攻めは展開不問で完成の域。
昨年のタイトルは共に番手回りからだが、グランプリで見せた先行勝負は完全復活を印象付けた。状態さえ万全なら異次元のスピードで相手をねじ伏せる。
勢力が増している南関ラインのリーダー格。あっさりとS班復帰を決めたのが昨年の当大会。好相性の全日本選抜で今年は連覇と3度目の優勝を狙って。
昨年はGⅠ制覇こそなかったが、地元共同通信社杯を含めGⅡで2度優勝。関東の若きエースとしての地位を確かなものに。強気な攻めが持ち味で魅力。
若手の台頭で番手回りも増えたが、カマシ捲りの破壊力は健在。初のGⅠタイトルが今回と同じ豊橋の全日本選抜。同舞台で5年振りのGⅠ制覇を狙う。
構えるレースはほとんどなく、突っ張り先行を基本に果敢なスタイルを貫く。この走りで3年連続S班の座を維持。代名詞の先行に拘って真っ向勝負を。